山猫道具店通信

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2020.01.03 Fri シンガーの手回しミシン

シンガーの手回しミシンが我が家にやってきました。
油と埃で触るのもはばかられるくらい汚れていました。綺麗な模様もくすんでところどころ消えてしまっています。

うさぎやが調べたところ、今から100年ほど前の1920年頃のミシンだとわかりました。
100年前と言えば大正時代です。

ミシン台に付いている物入れの蓋を開けると、中には油に汚れた布切れ、ミシン針、糸、ボビン、ボタンなどが入っていました。
当時のモダンな女性が、このミシンを使っていろいろな生活用品を縫ったり直したりしている姿を想像します。

その後も昭和、平成?と…、大事に受け継がれ、働いてきたに違いありません。その間、戦争や大きな災害、家族の一大事など、たくさんの出来事があったことでしょう。それを、このミシンは静かに見て来たのです。

分解してきる限りの掃除をしました。時間がかかったけれど、少しだけ輝きが蘇りました。

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今は現役を引退し、働くことはないけれど、いつまでも綺麗でいさせてあげたい思っています。
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